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鳶職と足場屋の違いとは?

 

 

足場の組立て・解体をしていると、

「足場屋さん」と呼ばれるときと、

「鳶さん」と呼ばれるときの

両方があります。

 

鳶職と、足場屋はいったい何が違うのだろう?

そんな素朴な疑問がわいてきましたので

そのことについて、取り留めないお話をしてゆこうと思います。

 

鳶職には種類があります。

・足場鳶

・重量鳶

・鉄骨鳶

・橋梁鳶

・送電鳶

扱うものがそれぞれに違いますが、共通していることが一つあります。

それは、高いところでの作業がメインだということ。

 

足場鳶は、現場における多岐の工事において、

スムーズな作業ができるような手助けをする重要な役割があります。

 

解体してしまうと何も残りませんが、

こうしてほかの工事のサポート役として足場の組立ては欠かせないものなのです。

 

鉄骨鳶は、マンションやビルといった大型の建物を建設するとき、

鉄骨の骨組みを作っていきます。

なかには10m以上もあるような高所へはしごを使って登って作業するのですが

軽快な身のこなしはつい見入ってしまうほどです。

高所作業であるに加えて、クレーン操作のなど複合的な技術が求められます。

 

同じくクレーン操作を要するのは重量鳶です。

10トン、100トン級の大型の機械や設備を指定された位置に設置する仕事です。

正確な技術が求められます。

 

ほかには、高速道路や橋を建設する橋梁鳶や、送電線を架けるのが送電鳶。

鳶職のこうした仕事の種類をお話していると、

あらためて鳶職の仕事内容がこんなにも幅広いのかと感じさせられます。

 

足場屋と鳶職には違いはなく、同じ仕事だということと、

もしかすると、電気屋さんも鉄骨屋さんも

「鳶さん」と呼ばれることがあるのかもしれませんね。

 

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